海外大学院/ 出願(全体の流れ)

はじめまして。私は海外大学院(MS)2025入学を目指し、TOEFL勉強を開始してから約1年半を出願準備に費やしてきました。まだ合格を頂いていないため、来年の秋から進学する大学が決まっていませんが、留学を目指す方の参考になればと思い、受験体験記として共有したいと思います。

目次

はじめに

私は(非英語圏の)海外駐在中の30半ばの社会人、国内の国立大学院工学部卒、いわゆる純ジャパです。社会人になり海外駐在を何度か経験することで英語に対する苦手意識がなくなり、今回は社費留学制度を使って海外大学院に留学する機会を得ることができました。社費留学の社内選考の時にベンチマークとして受けたTOEICは890、のちにTOEFLスコアメイクで大苦戦しました。

社内選考

会社により選考方法は異なると思いますが、私の場合は志望動機書と面談により決定されました。志望動機書はかなりの時間を費やし作り込みました。これまでの経歴から自身に不足している点を洗い出し、海外留学によりこれらを身につけ、これからのキャリアに活用し、最終的に会社の発展に役立てる、という流れで書き上げました。重要なのは、なぜ私が留学しないといけないのか、ということを会社に納得してもらう点かと思います。この点に関しては、MBAですが社内選考に焦点を当ててNoteを書いている方がいらっしゃいますので、そちらを参考にしていただければと思います。私もこっそり参考にしていました。

TOEFL/IELTS

私の場合、第一志望校がIELTSを受理しないことから、最初はTOEFLのスコアメイクを頑張り、どうしてもスコアメイク達成できないと感じたら途中でIELTSに変更しようと考えていました。幸い、運もありTOEFLスコアメイク達成したため、結果としてIELTSを受ける必要はありませんでした。あくまでも足切りスコアを達成さえすればよいので、すでに出願校がある程度決まっていれば、戦略的にIELTSやDETなどを最初から受けても良いと思います。

TOEFLスコアメイク

これが大苦戦しました。途中何度かメンタルブレイクしながらも、およそ1年かけてTOEFL105を達成することができました。 海外駐在中でしたので、すべてOnlineで対応できるサービス(トフレ、AGOS、Andy先生)はすべて利用してきたつもりです。また社費留学で後がないため当時は大変焦っていました。また、今となって思うのですが、出願3か月前にスコアメイク達成することができたため、出願エッセイに集中することができました。もし出願エッセイとスコアメイクを同時に行うことになっていたら、精神的にかなり追い込まれていたと思います。よく言われることですが、スコアメイクの学習は早く開始した方が良いということを実感しました。

出願校の選定

私の場合、専攻プログラムがニッチなため、そもそも出願校が絞られます。また家族帯同で留学する予定で、VISAの関係でイギリスは初めから考えていませんでした。最終的に、U.S. Newsの大学ランキングと予備校で得られた出願校リストをもとに、アメリカ6校に出願する流れとなりました。

レジュメ、エッセイ

予備校のコンサルティングでネタ出し、ドラフトのブラッシュアップを行ってもらい、最後の仕上げ&ネイティブチェックとしてWordviceを利用しました。社内選考で作成した志望動機書が役に立ち、大幅に時間削減できましたが、出願校によってはStatement of PurposeだけでなくSupplemental Essayがあるので、そちらに時間を費やしました。出願締め切りの3か月前から予備校のコンサルティングでネタ出しを開始し、少し余裕をもって出願できました。しかし、エッセイは考えれば考えるほど終わりがないので、自分が納得できるところまで仕上げる感覚でよいかと思います。

推薦状

私の出願校はすべて3通の推薦状を提出する必要がありました。私の場合は、卒業大学院の教授、現在の職場の上司、以前の職場の上司にお願いし、ありがたいことに快諾を頂くことができました。肩書き等にとらわれず、私をよく知っている(接する期間が長かった)方々にお願いしました。

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ABOUTこの記事をかいた人

純ジャパ/社会人/海外大学院2025入学予定/TOEFL105達成/海外駐在中